これまでに公開した37本すべてです。公開日の新しい順に並べています。 上場していない地方の会社を、公的なオープンデータと一次資料で一社ずつ調べた記録です。
医薬品51社のうち7社が富山県でした。県の規模で正規化すると8.3倍の偏りです。ただし配置薬の従事者は1961年の11,685人から2019年に597人まで減っています。
上場しているのは持株会社のほうで、銀行そのものは完全子会社です。中国銀行は2022年に自分ひとりで持株会社を作って上場をやめました。残りは、株式会社ですらない信用金庫と信用組合でした。
卸売業271社を売上順に見ると、愛知県に繊維商社が並びます。興和7,432億円、豊島2,162億円、モリリン889億円、瀧定名古屋662億円。創業は1662年、1841年、1864年、1894年で、4社とも非上場のままです。
上位4社にNTTドコモの地域会社が並んでいました。8社とも2008年7月1日に本体へ統合されています。残りも親会社を持つ会社ばかりで、独立していたのは大阪のSky株式会社でした。
1人当たり売上高の上位3社が全部愛媛県でした。理由は、船を自分で運航しないからです。今治の船主は約1,100隻を持ち、日本の外航船の約30%を占めます。
売上1兆6,147億円の竹中工務店は、大手5社で唯一上場していません。では2位以下は誰なのか。上位9社を確かめたら、独立していたのは4社だけで、2社は親会社の子会社、3社はこの6年以内に上場廃止した会社でした。
真田紐の店として1865年に始まった会社の、法人としての設立は2014年です。149年の差があります。29本の記事で表に入れてきた「創業」の年を並べ直すと、その数字が何を指しているのかが社ごとに違っていました。
宿泊の会社を11社並べると、売上に対して従業員が多い商売だと分かります。そのなかでスーパーホテルだけ、545億円に対して185人でした。全店舗に支配人専用の居住スペースがあり、そこに夫婦が住んで運営しています。
企業リストの小売業には、県名の付いた自動車販売会社が並びます。全部が非上場で、規模は数百億から3,000億円。なぜ県ごとに分かれているのかを辿ると、1935年のGM代理店と、1942年の「1県1社」の統制に行き当たりました。
菅公学生服414億円、トンボ385億円、明石スクールユニフォームカンパニー315億円。3社とも岡山県です。創業は1854年の綿糸卸、1876年の足袋、1865年の真田紐で、どれも学生服ではありませんでした。
精肉売り場のブランド名は民間の会社のものです。ただ、と畜と解体をする施設は全国に195か所しかなく、その施設を持つ会社の大株主には北海道・札幌市・函館市・旭川市といった自治体が並んでいました。
小麦はほとんどが輸入なのに、製粉会社は県ごとにあります。徳島製粉の金ちゃんヌードルには公認の販売エリアがあり、四国以外で特に売れているのが静岡と沖縄でした。理由は味ではなく、食習慣のほうにありました。
高速道路のサービスエリアで見る「宇佐美」の看板。売上高9,726億円で、非上場の卸売業では上位に入ります。なぜ高速道路と国道ばかりにあるのかを調べたら、1959年の伊勢湾台風にたどり着きました。
宮城県で唯一の村に、売上1兆877億円の会社の本社があります。住所は大衡村中央平1番地。この「中央平」は2010年に新しく作られた地名で、由来は神奈川から移ってきたセントラル自動車の社名でした。
企業リストに「共同火力」という名前の会社が7つ並んでいます。売上は198億円から1,327億円、従業員は76人から400人。電力会社と製鉄会社が半分ずつ出した会社で、4社は製鉄所の構内にあります。
青森のユニバースは2011年から札幌の会社の完全子会社です。香川のマルナカは2021年に会社そのものが無くなりました。それでも店の名前は変わっていません。看板を残すことは、買う側の方針として書かれていました。
企業リストに「生活協同組合」「農業協同組合連合会」が並んでいます。株式会社ではないので、株主もいなければ上場という概念もありません。では誰のものなのかを調べました。
ドラッグストアの上位を並べたら、東京の会社がほとんどありませんでした。石川、福井、福岡。なぜ地方から出るのかを調べたら、業態そのものが薬の店ではありませんでした。
企業リストで売上1兆円以上の非上場・地方企業を数えたら31社ありました。一社ずつ見ていくと、そのうち1社は数字が成り立ちませんでした。
企業リストで百貨店を探しました。6社を一社ずつ確かめたら、いま百貨店なのは3社だけでした。紙の卸になっている会社、スーパーになっている会社、17年前に解散した会社が混ざっていました。
このブログを始めるとき、産地の記事を6本書くつもりで全部落としました。該当が0件だったからです。理由を調べたら、企業リストの作り方そのものに行き着きました。
高知県の会社を売上順に並べると、2位の10倍以上ある会社が1社だけありました。6,035億円の食品卸です。辿ったら、持株会社は東京の新橋にありました。
スーパーの棚に並ぶ牛乳パックは、どれも同じような会社が作っていると思っていました。資本関係を辿ったら、所有の形が3つに分かれていました。
企業リストの卸売業に、名前を知らない数千億円の会社が並んでいました。全部が医薬品卸です。一社ずつ資本関係を辿ったら、このブログの前提のほうが揺らぎました。
企業リストのサービス業を売上順に見ると、上位にパチンコホールが並びます。数字の形が異様だったので定義を調べたら、この業種の売上高は他業種とは別のものを指していました。
企業リストに新聞社と放送局が並んでいるのに、上場企業がほとんどありません。理由は制度にありました。神戸新聞社の筆頭株主は従業員持株会で40.80%です。
企業リストで空港の名前がついた会社を並べたら、同じ空港に2社ありました。片方は従業員30人で売上542億円。仕組みを調べたら、旅行で通る空港の運営者が見えてきました。
企業リストで1人当たり売上高が異常に低い会社を並べたら、見慣れない業種が出てきました。仕組みを調べたら、業界全体で2兆円を超える前受金がありました。
企業リストの小売業を売上順に見ていたら、群馬と埼玉の会社が並んでいました。辿ると、1958年に伊勢崎で始まった一軒の店に行き着きます。
記事を書くたびに「もう存在しない会社」に当たるので、リストにどれだけ混じっているのか数えることにしました。12社を1社ずつ確かめたら、想定と違う結果になりました。
ルーツが1505年の剣菱酒造が20億円、1999年に黒霧島を出した霧島酒造が594億円。老舗ほど強いと思って創業年を並べたら何も見えず、主力商品の発売年を足したところで、ようやく分かりました。
路線17.8kmの遠州鉄道が売上2,332億円。内訳を見たら鉄道はごく一部でした。グループ会社を辿っていくと、どの私鉄にも同じものが入っています。
企業リストを眺めていて、沖縄の社名だけ様子が違うことに気づきました。なぜそうなっているのかを辿っていったら、部瀬名岬のリゾートホテルに行き着きました。
紙の出荷額日本一は愛媛県四国中央市、2位は静岡県富士市。同じ「紙のまち」でも作っているものが違います。大王製紙とカミ商事を分けた兄弟の対立、2025年の丸住製紙の民事再生まで、非上場8社を調べました。
人口1,942人の岩城島に、約600人が働く造船所があります。今治造船6,005億円、外航船の3割を今治の船主が保有。船を作る会社と船を持つ会社が同じ番地に並んでいました。
ヤマサ醤油714億円、マルコメ558億円。上場していないので四季報にもない会社の成り立ちと、儲かっている理由を、公式資料と公的データで11社ぶん調べました。
売上高10億円以上ありながら、上場しておらず本社も東京にない会社を調べて書きます。まず公的データだけで4,722社を洗い出しました。